RADWINPSの野田洋次郎さんの本
離れて暮らしていますが、来月で18歳になる娘がいます。彼女は音楽がとても好きなようで、自分でもベースを弾いたりしています。この夏も遥か遠い他府県までフェスに出かけていました。
そのフェス、メインのお目当ては「RADWINPS」というバンドらしく、特にボーカルの野田洋次郎という方にご執心なようで、
「どうしよう、いつか洋次郎さんが死んだらもう生きていけないわ」と、ちょっと部外者には理解出来ない悩みを持つ、平和な乙女です。
そして先日娘と会った際、その洋次郎さんが書いた本を「お父さんも読め」と渡されました。ツアー中に書いた日記の様なものだとか。
まあそんな10代の女の子に大人気のバンドマンの日記なんて、自分には面白い訳がないんです。
しかしながら、うちの可愛い娘が共感して欲しいなぁなんて求めているんでしょう。父親としては、これは読むほか無いんです。拒否する選択肢なんてありません。
で、仕方なく寝る前にちょっと読み始めました・・・。
そしたらこれが意外と面白い。
いや、面白いとかでは無い。
切ないというか、泣けるというか。心のど真ん中を射抜かれるというか。
繊細で優しくて真っ直ぐで、とにかくすぐに自分も「洋次郎さん」のファンになってしまいました。
早速TUTAYAに出かけてRADのアルバムを4枚1000円でレンタル。パソコンとスマホにガッチリ入れました。
そしてここだけの話、この人を好きだと思う娘がちょっと誇らしく思えたりしました。
そんな本です。